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乳腺外科 - 検査

  • マンモグラフィーとは?

     マンモグラフィーとは、乳房専用のレントゲン装置で、乳がんの検出に有用な検査です。 当院では、女性技師が行っております。 腫瘍の有無、大きさや形、石灰化の有無がわかります。 乳がんの約半数は石灰化しますが、石灰化したものは、触診では発見できない5mmくらいの小さいものでも発見できます。

  • マンモグラフィー検査はどのように行うか?

     上半身裸になって乳房撮影装置の前に立ち、右の乳房を全体が写るように前に引っ張り、撮影装置の検査台にのせます。 乳房の厚みが4~5cmになるように、乳房を圧迫筒で上下から圧迫します。 撮影時間は1秒もかからず、圧迫は数秒間だけです。次に、左の乳房も同じように撮影します。 正面象が終わったら、斜位の撮影をします。 右の乳房のときは左上から乳房をを圧迫、左の乳房のときは右上から圧迫します。 すべての検査は数分間で終了いたします。 マンモグラフィーは左右の比較がとても重要なので、必ず両側の乳房を撮影しております。

  • 超音波検査(ちょうおんぱけんさ)とは?

     超音波を乳房にあてて反射波(エコー)を画像として描いて診断する方法です。 しこりの形などが分かります。 しかしマンモグラフィーで検出できる微細な石灰化がほとんど検出できないので、超音波検査とマンモグラフィーの両方の検査を受けることが重要です。

  • 病理診断(びょうりしんだん)とは?

     マンモグラフィーと超音波検査から、乳がんが疑われる場合、病理診断を行います。 具体的には、細い針を病変部分に刺して、注射器で細胞を吸い出し、細胞診を行っております。 穿刺吸引細胞診は10分程度で終了する検査です。